お気に入りの弁当箱、せっかくならキレイに長持ちさせたいですよね。
特に、弁当箱を長く使うために大切なのが、パッキン部分の扱い方です。
カビ防止や、正しい洗い方、劣化の防止方法など、正しい知識を知っておくことで、ぐっと長持ちしてくれます。
お手入れ方法を間違えてしまうと、不衛生になってしまうのも、やはりパッキン部分なのです。
今回は、意外と知らない弁当箱のパッキンの正しい扱い方を、詳しくまとめてみました。
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弁当箱のパッキンのカビについて
■もしカビが生えてしまったら・・
カビにも段階があります。
カビの胞子が根を張り始めた初期の状態であれば、キッチンハイターなどで十分取り除くことができます。
弁当を洗ってもパッキンについた黒いカビが取れなければ、そのままハイター液に色が消えるまで浸けておきましょう。
もしそれでも取れない場合は、
かなりゴムの奥深くまでカビの胞子が根を張った状態が考えられます。
ここまで来てしまうと、カビを取り除くことは困難になります。
衛生面を考慮して、いさぎよく、パッキンを買い替えましょう。
商品取り扱い数の多いホームセンターに持って行き、
同じサイズのものを店員さんに見てもらうのが確実です。
しっかり使うたびに乾燥させ、衛生を保てば、本来カビの心配はいりません。
まさに、扱い方次第になりますので、次項で正しい扱い方をしっかり覚えておきましょう。
弁当箱のパッキンの洗い方は?
まずは、カビを生やさないよう予防をすることが第一です。
カビというのは、とにかく湿気が大好き。
ついついパッキンがついたままの蓋ごと洗いたくなりますが、
弁当箱を洗う時は必ずパッキンも分解して洗い、しっかり乾燥させましょう。
パッキンを外したときの溝に挟まった
食べ物カスなどから雑菌が繁殖することも多くなりますので、
溝の汚れも要注意です。
今、ホームセンターに行くと、蓋の溝を掃除する、専用のスポンジなども発売されています。
こういった掃除器具をそろえると、洗浄も楽しくなりますので、ぜひこの機会に手に入れてみてはいかがでしょうか。
弁当箱のパッキンの劣化防止する方法は?
弁当箱のパッキンは、主にゴム製です。
ゴムはどのような原因で劣化するのかを知っておきましょう。
■直射日光にさらさない
長時間直射日光に当たることで、ゴム表面が割れたようになり、劣化させてしまいます。
弁当箱の保管は引き出しの中や冷暗所に保管し、長時間日光にさらさないよう注意しましょう。
■重たいものを長時間乗せる
パッキンを外して洗ったあと、洗い桶の中で乾燥させる場合、その上から重たい食器などを重ねて置かないようにしましょう。
強い刺激も、ゴムの劣化につながり、繊維が切れてしまいます。
パッキンを外した後は、柔らかい布巾の上などで乾かし、大切に扱うように心がけましょう。
■熱や油に注意
ゴムは高熱に弱いため、電子レンジにかけたり、コンロの近くに置くことのないように注意しましょう。
また、油に長時間接していると、材質によってはゴムが伸びたようになってしまうことも。
油汚れなどはすぐに落とすようにし、ゴムが変性しないよう注意しましょう。
まとめ
弁当箱の蓋や本体は毎日洗っていても、
パッキンまではなかなか洗えていないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、弁当箱の劣化は、パッキンからきてしまうのです。
パッキンをしっかりお手入れしていくことで、お気に入りの弁当箱を大切に長く使うことができますよ。
また、夏場の食中毒やノロウイルスなども、湿気のある不衛生な場所を好みますので、そういった対策にもパッキン部分を乾燥させ清潔に保つことはとっても重要です。
とっても細かい部分ですが、ぜひパッキンのお手入れをし、家事レベルをワンランクアップさせてくださいね。